公開日:2024/03/19 更新日:2024/03/25

事故物件の売却術大公開!賢い売却方法で最大限の価値を引き出す方法

目次
 1. 事故物件の条件とは?
 2. 事故物件の売却価格相場は?
 3. 事故物件を売却するコツは?
 4. 事故物件に該当するものと該当しないもの
 5. 事故物件の売却方法
 6. 事故物件の売却の流れ
 7. 事故物件を早く高く売却するコツ
 8. まとめ

1. 事故物件の条件とは?

  • 法律で定められた定義はない: 事故物件は法律で厳密に定められていませんが、心理的瑕疵、物理的瑕疵、法律的瑕疵などが考慮されます。心理的瑕疵とは、前所有者の死亡や犯罪事件などによって生じた心理的な不安や不快感を指します。物理的瑕疵は、建物の構造や設備に問題がある場合を指し、例えば、火災や水害などの被害があった建物や、耐震性の問題がある建物などがこれに該当します。法律的瑕疵は、土地や建物に関する法的な問題や権利の不備を指し、例えば、土地の所有権の不明瞭さや建物の違法建築などがこれに該当します。
  • 売却の際はガイドラインに沿った告知が必要: 事故物件であることを売主が買主に適切に告知することが重要です。これは、買主に対する信義則に基づく義務でもあります。売主は、売却前に物件の歴史や問題点を正直に伝えることで、買主の信頼を得ることができます。また、不動産の取引において、情報の非対称性は問題となりますので、売主が買主に対して可能な限り情報を開示することが求められます。

2. 事故物件の売却価格相場は?

  • 一般相場の10%~50%程度減額になる: 一般的に事故物件は市場価格から10%~50%ほどの割引がかかる傾向があります。これは、買主がリスクを負うことを考慮してのものです。つまり、事故物件は通常の物件よりも割安で取引される傾向があります。ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、実際の価格は物件の状態や立地、市場の需要と供給などによって大きく異なります。
  • 物件の条件や購入希望者の考え方によって価格は左右される: 物件の状態や立地、購入希望者の価値観によって価格が変動します。例えば、事故の影響が比較的軽微であり、修復が比較的容易な場合は、市場価格からの割引率が低くなる可能性があります。逆に、事故の影響が深刻で修復に多大な費用と時間がかかる場合は、市場価格からの割引率が高くなる傾向があります。また、立地条件や周辺環境なども価格に影響を与える要因となります。

3. 事故物件を売却するコツは?

  • できるだけきれいに: 特殊清掃や修繕を行い、物件の状態を良好に保つことが大切です。事故物件であっても、清潔で整頓された状態は買主に好印象を与え、価値を高めることができます。特に、事故によって生じた汚れや傷などは丁寧に取り除くことが重要です。
  • 一定の期間を空ける: 事故の記憶が薄れるまで一定の期間を置くことで、売却がスムーズに進む場合があります。事故が起きた直後は、物件に対する負のイメージが強く残っているため、売却が難しい場合があります。時間が経つにつれて、事故に関する懸念が薄れ、物件が市場に受け入れられやすくなります。
  • 更地にする: 建物を取り壊して更地にすることで、新たな可能性を広げることができます。特に、事故によって建物に深刻な損傷が生じている場合や、建物が老朽化している場合は、建物を取り壊して更地にした方が有効な選択肢となります。更地にすることで、買主が自由に新しい建物を建てたり、用途を変更したりすることができます。
  • 不動産会社に買い取ってもらう: 専門の不動産会社に依頼して、迅速かつスムーズに売却することができます。不動産会社は市場動向や適切な価格設定に関する専門知識を持っており、効果的な売却を支援してくれます。特に、事故物件の取り扱いに慣れた不動産会社を選ぶことで、効果的なマーケティングや買主の発掘が期待できます。
  • 誠実に告知することで納得できる売買を実現させよう!: 売主は買主に対して誠実に事故物件であることを告知することが不可欠です。正直で明確な情報提供は、売買の円滑な進行に不可欠です。買主が事故物件について正確な情報を持っていることで、双方が納得した取引が成立しやすくなります。

4. 事故物件に該当するものと該当しないもの

  • 該当しないもの: 特定の心理的、物理的、法的瑕疵がない場合。つまり、過去に事故や問題がない、またはそのような問題が修復されている物件がこれに該当します。心理的瑕疵がない場合は、前所有者の死亡や犯罪事件が起きていないことを意味し、物理的瑕疵がない場合は、建物や設備に問題がないことを意味します。また、法的瑕疵がない場合は、土地や建物に関する法的な問題や権利の不備がないことを意味します。
  • 該当するもの: 事故による心理的、物理的、法的瑕疵がある場合。これには、過去に前所有者の死亡や犯罪事件があった物件や、火災や水害などの被害を受けた物件、違法建築などの法的問題を抱えた物件などが該当します。これらの瑕疵が存在する場合、物件の価値が低下し、売却が困難になる可能性が高くなります。

5. 事故物件の売却方法

  • 不動産仲介で売却する: 専門の不動産仲介業者に委託して売却する方法。仲介業者は販売活動や交渉を行い、効果的な売却を支援します。仲介手数料がかかる場合がありますが、専門家のサポートを受けることで売却プロセスがスムーズに進む利点があります。
  • 不動産会社に直接買い取ってもらう: 専門の不動産会社が直接物件を買い取ってくれる方法。買取り業者は迅速な取引を約束し、買主探しの手間を省くことができます。ただし、買取り価格が市場価格よりも低くなる場合があるため、複数の買取業者の査定を比較することが重要です。

6. 事故物件の売却の流れ

  • 修繕や清掃を行っておく: 物件の状態を整えるために修繕や清掃を行います。これにより、物件の魅力を高め、買主の興味を引くことができます。特に、事故によって生じた損傷や汚れは、丁寧に取り除くことが重要です。
  • 買主様や不動産会社への告知義務を怠らない: 売主は買主や不動産会社に対して事故物件であることを適切に告知する義務があります。過去の事故や問題について正直に伝えることで、買主との信頼関係を構築することができます。
  • 不動産会社が取り扱い可能かどうかを確認しておく: 不動産会社が事故物件を取り扱っているかどうかを事前に確認します。専門の不動産会社を選択することで、効果的な売却が期待できます。不動産会社の選定は慎重に行い、買主を効率的に見つけるためにも重要です。
  • 場合によっては期間をおいて売却する: 売主の状況や市場の動向に応じて、売却のタイミングを見極めます。適切なタイミングでの売却は、価格や取引条件に影響を与えます。特に、事故の影響が残っている場合は、時間をおいて売却することで、買主の受け入れやすさが向上する場合があります。
  • 更地にして再利用する: 建物を取り壊して更地にし、再開発や新たな利用を図ることがあります。これにより、物件の魅力や価値を向上させることができます。再利用の可能性を広げるためには、建物の取り壊しや土地の整備などが必要です。

7. 事故物件を早く高く売却するコツ

事故物件の早く高く売却するためのコツは以下の通りです。

  • 修繕やリフォームを行う: 物件の状態を改善し、魅力を高めることが重要です。特に、事故によって生じた損傷や傷は、修繕やリフォームによって修正することで、買主の興味を引くことができます。
  • 特殊清掃を行っておく: 物件の清潔さや美観を保つことが買主の興味を引くポイントです。事故によって生じた汚れや臭いは、特殊清掃によって徹底的に取り除くことが重要です。
  • ご供養・お祓いを済ませておく: 過去の事故に関連する負のエネルギーを払拭し、物件のイメージを清めます。これにより、買主が安心して物件を購入することができる環境を整えることができます。
  • 一括査定を申し込む: 複数の査定を受けることで、適切な価格設定が可能になります。事故物件の特性を理解した専門家に査定を依頼することで、より正確な査定結果を得ることができます。
  • 更地にしてから売却する: 物件の再利用可能性を広げ、魅力を高めます。特に、建物に深刻な損傷がある場合や、建物が老朽化している場合は、更地にしてから売却することで、新しいオーナーが自由に物件を活用できる環境を整えることができます。
  • 時間を空けてから売却する: 過去の事故に関連する懸念が薄れるまで待つことで、売買がスムーズに進む可能性があります。特に、事故の影響が残っている場合は、時間をおいて売却することで、買主の受け入れやすさが向上する場合があります。
  • 弁護士に相談する: 法的な問題やリスクを事前に把握し、対処するために弁護士の助言を受けることが重要です。特に、事故に関連する法的な問題や権利の不備がある場合は、専門家の意見を仰ぐことで、売買プロセスの安全性を確保することができます。
  • 不動産会社に買い手を探してもらう: 専門の不動産会社が買主を探し、効果的なマーケティングを行ってくれます。不動産会社は市場動向や買主のニーズを把握しており、適切な買主とのマッチングをサポートしてくれます。買主を効率的に発掘するためにも、不動産会社の専門知識を活用することが重要です。
  • 事故物件の買取実績がある業者へ売却する: 実績のある業者に売却することで、スムーズな取引が期待できます。事故物件の特性や売却プロセスを理解した専門業者に依頼することで、円滑な売買を実現することができます。業者選びは慎重に行い、信頼できるパートナーを選択することが重要です。

8. まとめ

事故物件の売却は慎重な準備と対応が必要ですが、適切なアプローチを取ることで円滑な取引が実現できます。買主に対する誠実な告知や物件の整備、専門家のサポートを活用することで、売買プロセスをスムーズに進めることができます。また、事故物件の売却価格や売却方法を適切に選択することで、物件の価値を最大化することができます。自身の状況や市場の動向を考慮し、最適な売却戦略を検討しましょう。

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